業務日誌(雑記)

老人ホームの母を連れ出し、うなぎ屋に行く

こんにちは!ブログの初投稿です。

本当に悩みました、
ブログの初投稿を何にするかです。

この写真は介護施設に入居している母と、鰻を食べに行った時の写真です。
「なまずや」という岐阜では老舗のうなぎ屋さんです。

「富の庭」に関係ない投稿かな?とも思いましたが、
母がいなければ私は生まれていなかったので、
全く関係なくもないという事で、
この初投稿を打っています。

 

この写真を撮ったウナギ屋さんで、8年間の老人ホーム勤めを、肯定することが出来ました。
介護施設で働いて良かったと初めて思ったのです。

なぜなら、さんざん心配かけた親の世話をする為に、介護スキルを学びたくて介護施設で仕事したのに、
役に立ったのかと、私の心は不完全燃焼でした。

しかしながら、
ようやく心が軽くなることが出来ました。

認知症の母が入居している施設から、ウナギ屋さんに連れていくとき、
よちよち歩きの母を車いすを使わず、手引き歩行だけで連れて行ったのです。

その位の事は、
介護施設に勤めていなくてもできる範囲です。
介護福祉士にとっては、日常会話レベルです。

ただ、介護施設から連れ出して、
どこかに行くという事自体がレアです。

しかも、
母に対して、不安も躊躇なくうなぎ屋さんに、
連れていけた事が、とても大きかったです。

 

そして、
うなぎ屋さんでは、
座敷の窓から飼っている烏骨鶏が見えます。
自然好きの母は、烏骨鶏が見たくて、窓際に行こうとしました。

この時も、
私はごく自然に、母を支えながら、寄り添う事が、出来ました。

しかも、介護の寄り添いというより、自然な流れで、出来たのが嬉しかったです。

この時初めて、
介護施設で働いた自分を、褒めてあげられました。

 

それで、うなぎ屋さんでは、
母のお茶碗に、ウナギとご飯を小分けにしてあげて、母は、ひつまぶしを完食しました。

母の入居している施設では、
食が細くなり余り食べていないと聞いていたから、完食してくれて良かったです。
しかも、最後にお茶漬けまで食べました!

岐阜の老舗のうなぎ屋に、スマートに連れていけて、
良かったと思いました・

 

富の庭には、父も母も元気な頃はよく来ていて、
2人して早朝に散歩していました。

私も娘を連れて、何回か一緒に散歩に行き、
初めて近所に観音様がある事を知りました。

運動が好きでない父も、
ここに来ると海を散歩していました。

2人ともここが大好きで、いつも庭で雑草とりを、 手伝ってくれました。
思い出すと泣けてきます・・・

話しがそれましたが、
母を介護施設から外出させ、ウナギ屋さんに行って、8年間の介護施設勤めを、
やっと・やっと、肯定出来ました!

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

老人ホームの母を連れ出し、うなぎ屋に行く

TOP